これからの時代を生きる上で大切な「ゼロ秒思考」

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こんにちは。

 

最近仕事をしているときによく意識しているのが、「いかに明確に相手に物事を伝えるか」ということです。

 

特にエンジニアになってからこれは痛感しますね。

 

それは2つの理由があるからだと思っています。

 

  • 生粋のエンジニアはコミュニケーションを取るのが苦手な人が多い
  •   
  • 1つ1つの言葉自体が難しい

 

元々ぼく自身はコミュニケーション取ることに抵抗はないのですが、それしても最初エンジニアの人とコミュニケーション取るときにこんなことでもうまく伝わらんのかと面くらったのを覚えています。

しかも今はどんなにいい商品を作ったから売れるというわけではなく、いかにその良さを伝えて理解してもらえるかが大切な時代ですし、より精度を高めていきたいなぁと感じていました。

 

そんな中読んだ本でビビッときたのがこの「ゼロ秒思考」でした。

 

今日はそのことについて書いていきますね。

言葉を明確化するメリット

まずこの本では「ゼロ秒思考する」にあたって言葉を明確にすることが大前提としています。

そしてその言葉を明確にするトレーニングとしてメモを取ることを推奨しています。

この内容については後述しますね。

 

そしてその言葉を明確にすることのメリットについて以下のように書いています。

 

言葉選びにストレスがなくなる

言葉が明確なので相手にきちんと伝わる

コミュニケーションエラーが起きないのでリラックスできる

リラックスしているので理解度が上がる

 

これを見て思わず「うん、うん」と大きくうなずいてしまいました。

 

コミュニケーションを取るときに一番もったいないのが「一生懸命相手のことを考えて出した結論が全く伝わらず、話すら聞いてもらえないこと」です。

 

そしてその原因がこの最初にある「言葉が明確でない」≒「わかりにくい」ということなのだと思います。

 

ぼくは生粋のエンジニアの人と顧客のところへ説明に行くこともありますが、そのエンジニアの話が全く受け入れてもらえないということがよくあります。

ぼくは普段から彼と一緒に仕事をしているので、言っていることがわかるのですが、顧客からすると話している内容がわかりにくいんですよね。

そのため、肝心な内容が伝わる前段階で「コイツは何を言ってるかさっぱりわからん。」という状況。

 

でも実はその内容自体は顧客から事前にもらっている要望に応えていて、さらにこうした方がよいんじゃないかという改善点まできちんと含まれています。

それが伝わっていないなんてとても残念なことですよね。

 

だからせめてぼくがその彼の代わりにその内容を伝えられるようにしていきたいなぁと思っているわけです。

メモの取り方

上でも書きましたが、その言葉を明確にするためのトレーニングではメモをとることとしています。

 

用意するのは、A4のメモ用紙と筆記用具のみ

 

書き方は横書きで、上にタイトル(わかりやすいように下線を引く)として問いを書き、それに対する自分が感じることを4~6行(各行20~30字)で書いていきます。

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それを1枚当たり1分以内で、1日最低10枚書いていきます。

 

このメモのポイントは思いついた瞬間に気になることをしっかり書き切るということ

 

言葉というのは頭にぼんやり浮かんでは消えていきます。

 

それらは放っておいても全く支障はないかと思いますが、そういうところに大切な情報が詰まっていますし、それらを拾い上げていくことが言葉を明確化するトレーニングにもなっていきます。

 

最初はうまくできないと思うのですが、時間や行数に制限があって細切れでできるので、とりあえずやってみることが大切です。

言葉がうまく伝えられないとこれからの時代は生き残れない

今世の中ではAIの発達により次々に機械化が進んでいます。

 

そんな中で私たちが人ができるのは「いかに適切に指示できるか」ではないでしょうか。

 

言われるがままに行動するだけでは機械と同じです。

 

またこういった言葉を明確化するトレーニングってこの本の中でも書いてあるのですが、きちんと教育されてないんですよね。

 

でもこれは悲観的になることではなく、少しやるだけで人と差別化できるということでもあるのです。

 

これからの時代に負けないためにも今日から始めて見ませんか?

 

今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。