【必見】人はなぜ太るのか
こんにちは。
突然ですが、
「人はなぜ太るのか?」
これは現代における多くの人を悩ませる課題ではないでしょうか。
ぼくもこれについてはずっとわからないことだらけでしたが、調べてみると意外と仕組み自体はそんなに難しいわけじゃないんですよね。
「これがわかれば即痩せられる!!」というわけではないですが、まずは太る仕組みを知ればそれなりに対策ができるようになるんではないでしょうか。
今日はそんなことについて書いていきますね。
中性脂肪と脂肪細胞
そもそも脂肪はカラダの中にある脂肪細胞というところに中性脂肪というものが蓄えられることで増えていきます。
いきなり難しい単語ですいません。
きちんと説明していきます。
脂肪細胞というのは中性脂肪を蓄える倉庫のようなもので、主に下腹部、おしり、太もも、胸などに存在しています。
一般的に、「脂肪」というと、白色脂肪細胞のことをいいます。その役割は、過剰に摂取して、余ったエネルギーを中性脂肪に変換し、いざというときのエネルギー源として貯めこんでおくことです。
白色脂肪細胞は、全身のあらゆるところに存在していますが、とくに下腹部、お尻、太もも、背中、腕の上部、内臓の回りなどに多く、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積されていきます。
ちなみにこの脂肪細胞の恐ろしいのが、中性脂肪をため込んでいくと、風船のように膨れ上がっていき、最終的に分裂します。
それがまた膨れあがると分裂し・・・を繰り返していくわけです。
恐ろしい。。。
そして中性脂肪は主にカラダのエネルギー源になるものです。
最初にカラダのエネルギーとして利用されるのは糖分なのですが、糖分が枯渇されてくると、カラダに蓄えられた中性脂肪を使います。
これを見て意外だなぁと思った方はいないでしょうか。
中性脂肪ってただの悪者だと思われがちなのですが、実はとても大事な働きをしているんですね。
ではなぜ中性脂肪が問題になるのかというと過剰に摂取するから。
ちなみに脂肪細胞はどこから中性脂肪を吸収してくるかというと、「血液」です。
つまりは血液中に中性脂肪が多くならないようにすれば太りにくいということになるのです。
太る2つの理由
血液中に中性脂肪が多いと太ることについては説明しましたね。
では気になるのが、中性脂肪がどうしたら血液中に増えるかです。
その理由は大きく分けて2つあります。
脂質の摂取量が多い
これは単純ですね。
最終的に中性脂肪となって体内に蓄積されやすいのは「動物性脂肪」です。
例を挙げると牛ばら肉やサーロイン、リブロース、豚バラ肉、豚挽き肉などです。
またバター、クリームなどの乳製品も該当します。
脂質は一旦脂肪酸とグリセロールというものに分解されるのですが、それぞれカラダで必要な分を使用した後はまた再合成し、中性脂肪となって脂肪組織に蓄えられます。
再合成しなきゃいいのに。。
糖質の摂取量が多い
これは最近糖質制限ダイエットと最近言われているので、なんとなく効いたことがある方もいるかもしれません。
しかしそもそもごはんや麺類、砂糖などの糖質は中性脂肪でないのでは?と思った方もいませんか。
実際ぼくは最初そう思いました。
このカラクリを解き明かすと、なんと血液中の糖(実際はブドウ糖)は中性脂肪に変わることができるのです。
上にも少し書きましたが、ブドウ糖は中性脂肪より先にエネルギー源になるので大変重要な役割があります。
特に脳はブドウ糖をエネルギーとしているので、一定量血液にブドウ糖が含まれている必要があります。
このブドウ糖の血中の含有量がいわゆる「血糖値」になるわけです。
しかしこちらも大量に摂取して余ってしまうと、カラダに蓄えられるグルコースというものに形を変えて肝臓に一旦は貯蔵されるんですが、それでも蓄えきれない分は最終的には中性脂肪に変えて脂肪細胞にため込もうとしてしまいます。
なぜ捨てずにため込むのかというと何度も書いていますが、大事なエネルギー源になるからです。
まとめ
最後に一つ付け加えると、上記の太る2つの仕組みが活発に行われるのは「寝ている間」です。
つまりは寝る前に炭水化物や脂質が多いものは控えたほうがよいということですね。
今回は人が太るという仕組みについてできるだけ簡単にまとめてみましたので、良かったら参考にしてみてください。
今日もここまで読んでいただき、ありがとうございました。